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お知らせ・活動報告
秋穂地区 山口市養護老人ホーム秋楽園 [詳細]
令和2年度法人1年目研修が開催されました。
 5月27日(水)に秋楽園を会場に「令和2年度法人1年目研修」が開催され、山口、秋穂地域の各施設から、職種も異なる9名の新人職員が集まりました。
  本来であれば、県内全施設の新人職員が一堂に会して、開催されるところですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、近隣地域ごとに集まって開催という形となりました。
  初回の研修は「福祉施設職員(介護職員)としてのあり方」をテーマに講師は法人企画運営本部の辻野本部長が務められました。
 

  最初に挨拶の基本である「語先後礼」について学びました。「語先後礼」とは言葉を先にお辞儀を後でという意味です。実際には、まず立ち止まって、相手の名前を呼び、顔を見て挨拶するということです。そこから「挨拶はなぜ大切なのか」を本部長自身の体験を交えて話されました。
 続けて、今年度は新型コロナウイルスの影響で中止されましたが昨年度の辞令交付式、新人オリエンテーションの様子をスライドで紹介しながら、法人の組織についての説明がありました。そして法人の理念である“常に利用者の立場に立って考え、そして行動する”について話されました。
 
 
  介護の基本としての「安全・安楽・自立」、三大介護の「入浴・食事・排泄」、「りようしゃほんい」とは何か、「ものの見方・考え方」、心(価値観)についてなど様々な角度から、法人理念を掘り下げられました。
  本部長が強調されたのは、支援やケアをする上で大切なことは、まず相手の想いに添う事から始め、必ず「これでよろしいでしょうか」と訊くこと。すなわち、利用者に確認することで満足度が図れるだけでなく、そこから利用者の立場に立って物事を考えるようになり、法人の理念に沿った支援やケアの実現につながるという事でした。
  また、無意識に働くのではなく、気を配ること、注意深く念入りであること、言動が正しいこと、心がこもっていることを意識して、丁寧な支援に努めようとも話されていました。
 最後に冒頭で学んだ「語先後礼」をもって終了となりました。
秋楽園・秋穂デイサービスセンターから参加した3名からは「挨拶の大切を実感しました」、「内容の濃い研修でした。勉強になりました」といった声が聞かれました。
  これから社会福祉法人博愛会の一員として、自覚も新たに一緒に頑張っていきましょう‼
投稿日:2020年06月09日