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氷川きよしの「きよしのズンドコ節」を歌いたい…

この度は利用者からの要望から達成までの関わりをご紹介しようと思います。

 

今回の利用者さんMさん
実は1月で102歳の誕生日を迎えることができ、氷川きよしの大ファンでもあります。

 

 

そんなある日

本人より

私は「きよしのズンドコ節の1番が私の人生にそっくりなのよ。だからこの歌を練習して歌ってみたい。」

本人からの話があり、

誕生日会の時に歌を披露してもらうことになりました。

環境的にはCDはあるもののCDラジカセがなく。

本人より

「このCDどうやって聞くの?

この質問から

電気屋よりカタログを持ってきてMさんに選んでもらう。

本人より

「私軽くてかわいい機械がいいの?

新しい要望に

カタログから重さ、デザイン、使い勝手を選び本人に決めてもらう。

「これがいい」

一発で決まった。

職員より

「何色にしますか?

本人より

「色は・・・」

迷った末

「ピンクにするわ」

「だってかわいいんだもの。」

職員

「なるほど」
「Mさんはピンクが好きなんだ。そういえばベットカバーもピンクだね。」新しい発見をしてしまった…

決まったCDラジカセ





さて練習です。

氷川きよしのズンドコ節を部屋で練習。







「本番同様食堂にての練習してみたい。」と本人の要望もあり職員が付き添いリズムを取りながら歌のレッスンを5日間程行いました。










さて誕生日会、当日

本人も緊張している様子です・・・

まずはじめに

「この曲は有名ですので皆さんや職員さんも一緒に歌ってくださいね」と挨拶をされました。

歌いだしから曲に合わせることができ上手に歌うことができました。



最後に万歳をされ皆さんからは拍手で喜ばれました。



本人も歌い終えて満足したのか、感無量の表情です。



 

今回は本人から、「氷川きよしのズンドコ節の歌詞が私の人生に似ている。だから歌いたい」という要望から始まったことです。

利用者から「・・・してみたい」ということに対し「職員がどのような援助ができるのか、また職員がちょっと手を貸すことで利用者がしたいことができる」これからも利用者と共に考えていこうと思っております。

投稿日:2011年02月25日