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金沢市へ~1.5次避難所支援~
 
金沢市へ~1.5次避難所支援~


この度、令和6年1月1日に発生した『能登半島地震』で被災された方々の支援のため山口県DWAT(災害派遣福祉チーム)の一員として、3月21日~25日まで石川県金沢市の1.5次避難所『いしかわ総合スポーツセンター』に派遣されました。



DWAT(災害派遣福祉チーム)とは、大規模災害時に避難所等において高齢者や障がい者、子ども等の要配慮者に適切な福祉支援を行い、生活機能の低下などの二次被害を防止するために福祉専門職で構成されるチームです。
1.5次避難所とは、災害発生時に地域の公民館や学校などの一次避難所からライフラインの整ったホテルや公営住宅、福祉施設などの二次避難所へ移るまでの中間的役割となる避難所です。

『いしかわ総合スポーツセンター』では派遣時160名近い方が避難生活を送られていました。

具体的な活動内容は、被災された方々が「生活再建への第一歩」を始めるために1.5次避難所での避難生活支援と、ご本人の希望を聞きながら、2次避難所への移行を支援することです。

担当したサブアリーナでは要介護の方が中心でしたので、避難前に関わっておられたケアマネジャーや介護事業所が機能しているかどうかの確認から始まり、直接電話で現在の避難されている方のご様子を伝えながら今後のことについて話していきました。

活動中は、被災地および被災された方の心情に配慮し写真撮影は控えていましたが、輪島市から避難されている方に「みんなで(壁面飾り)作ったから写真を撮って色々な人にみせてほしい。」との言葉をいただき、撮らせていただきました。



「輪島には千枚田があるけど、山口には何がある?」と、何気ない会話の中にも、ふるさとを想う気持ちを強く感じました。

一日も早く被災された皆様が安心して生活できることを願います。

私たちにできることは被災地および被災された方のことを忘れず、想いを寄せることです。そして、支援に携わったものとしてこの経験を伝えることが使命だと思います。


秋穂あかり園 施設長 岡本竜司


 
投稿日:2024年04月04日