6月19日(金)水害(ゲリラ豪雨)を想定した、総合防災訓練を実施しました。
特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、グループホーム、デイサービス、在宅介護支援センター、地域包括支援センター、ヘルパーステーションの全部門合同で行いました。
大雨洪水警報、避難準備情報、土砂災害警戒情報、避難勧告、特別警報が順次発令されたという想定のもと、マニュアルに従い部門毎に活動計画を立て実行しました。
特別養護老人ホームでは、豪雨の際に浸水の危険性がある一部のエリアで、居室内のベッドをホールに搬送するという訓練を行いました。
部門間の協力でベッド搬送は短時間に終えることができたものの、全居室のベッドをホールに搬送するとかなりのスペースをとることや、搬送したベッドにより2次避難経路が分断されるなどの課題が訓練を行ってみてはじめて判明しました。
園内災害対策本部(事務所)では、「情報収集」「整理」「情報発信」にポイントを置き訓練に挑みました。
訓練終了後は、各部門からの活動状況の報告会と施設近辺の危険個所の確認を行いました。
在宅介護支援センターや地域包括支援センターなどの在宅関係部門においては、災害に関する警報が発令されるたびに災害情報の把握や利用者の安否確認、地域の要配慮者への連絡体制等を確認する訓練(想定)を行いました。
当園では、中庭の雨水排水工事を行い、ハード面の改善による減災もすすめています。また、平成27年4月には防府市から福祉避難所(地域の要配慮者の避難場所)の指定を受けました。
利用者の皆様の安全を第一に考え、周辺地域への協力も含めて、全職員で防災に関する意識を高めてまいります。
- 施設一覧
- 防府地区
- 宇部地区
- 山口地区
- 秋穂地区
- 鋳銭司地区