平成27年10月24日(土)8時~12時まで、大道地域全域に於いて住民・地域団体と市の防災関係機関が協働し、総合的な防災訓練が行われました。
当園においては、要配慮者(3名)の受け入れ訓練等を実施しました。
【災害の想定】
前線の影響により数日前から断続的に雨が降り続く中、午前8時17分、南海トラフを震源域とするM9.0の巨大地震が発生、本市は、最大震度5強を観測。
津波警報が発表。山間部では、土砂災害発生のおそれあり。
126分後に津波高1.5mの津波が到着。
【訓練の概要】
(8:17~8:18)
地震時安全確保訓練実施
あかり園内全館放送により、地震が発生したことと、シェイクアウト(その場で、しゃがむ・頭を守る・動かない)の動作を入居者ならび職員が1分間行うよう指示。
(8:30~9:00)
津波避難訓練実施
職員3名が、地元自治会の集合場所である小俣会館へ移動。
(8:52~)
要配慮者搬送訓練開始
現場指揮本部より、要配慮者3名受け入れ可能か連絡を受ける。(→OKの回答)
(9:00)
玄関前にて、自衛隊の車両から隊員の介助により3名の要配慮者が降りて車いすへ移乗。
職員が館内へ誘導。看護師により怪我や体調不良の有無の確認、要配慮者名簿に記入。
(9:20)
訓練終了。
実際に訓練に参加して、地域住民や防災関係機関との連携や協力体制を常日頃から、構築しておくことの必要性を強く感じました。
又、防災意識を高め、様々な災害に対してどのように対応しなくてはならないか職員一人一人が学び、どのような状況下においても冷静に判断し行動できるように訓練しておかなければ、多くの利用者のみなさんの安全や生命を守ることはできないと改めて学んだ次第です。
福祉避難所としての役割を果たす為に、こうした訓練を通し、いつ起こるかもしれない災害から、ご利用者だけでなく地域の皆様方をお守りできるように、どう関係機関等と連携を取りながら行動する必要があるのか等シュミレーションを繰り返しながら、今後も取り組んでまいります。
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