~ 人材から人財へ ~
平成28年度 社会福祉法人博愛会
「新人オリエンテーション」2回目
4月1日に開催した初回に引き続き、2回目の「新人オリエンテーション」を以下の内容で行いました。
参加対象者は、法人各地区の新規採用職員と昨年度の途中に採用した職員の41名です。
4月15日(金)9時30分~17時30分
≪新人オリエンテーション2回目 内容≫
「新任職員研修会」 辻野高廣企画運営本部長
「先輩の体験談」 阪本優 介護職員(山口あかり苑)
花盛正晃 生活相談員(宇部西あかり苑)
~昼休憩~
「接遇研修」 平儀野真紀先生(ティーエスアルフレッサ(株))
「グループワーク」 辻野高廣 企画運営本部長
新任職員研修会
社会福祉法人博愛会 辻野企画運営本部長から“常に利用者の立場に立って考え、そして行動する為には”という内容で研修を行いました。
「法人理念を実践するためにはどう行動するのか」
「自立とは?日常生活とは?その人らしさとは?」など具体的に説明を行いました。
“時間をかけてしっかり御利用者を理解し、100歳になっても明日が楽しみと思える様に、御利用者の想いに添った援助をしていきましょう”と、法人としての考え方を示しました。
先輩の体験談
博愛会の二人の先輩職員が、仕事を通じての体験を語りました。
<有料老人ホーム山口あかり苑 介護職員の阪本優先輩>
<有料老人ホーム宇部西あかり苑 生活相談員の花盛正晃先輩>
看取りの経験を通じて御家族から掛けて戴いた言葉が励みとなっていることや、色々な経験を通じて勉強をさせてもらっていること。そして、現在は資格取得に向けて勉強中であることを伝えました。
二人の先輩は、「私達の新しい仲間として共に頑張っていきましょう」と温かいメッセージを送りました。
接遇研修
ティーエフアルフレッサ(株)の平儀野真紀先生を講師に迎えて、「接遇マナー」研修を行いました。
グループワーク
はじめてグループワークを経験することが多い受講者の為に、グループワーク参加の仕方や進め方について説明をした後、以下のテーマでディスカッションを行いました。
「なぜこの仕事を選んだのか」
「今、自分が考える福祉の心(福祉マインド)とは何か」
「どういう福祉人になりたいか」
辻野企画運営本部長より、“私が思う福祉の心(福祉マインド)とは「共に生きる」こと”と話し、下記の様に具体例を挙げて分かり易く説明をしました。
≪穴の下に落ちている人を救う時、上から穴にロープを垂らして自分で上がってくる様に言うだけでは、助ける事はできない。木にも自分にもロープをくくって、穴の下まで自分が降りて行き、その人と同じ立場に立ってはじめてその人の状態や大変さ、これから上がる壁の高さが分かり、一緒になって頑張ることができる。
そして、ロープは知識や技術であり、ロープが太ければ太いほど安全に助ける事ができるのだから、専門職としてしっかりスキルを身に着ける必要がある≫
“スキルを身に着ける事は時間が掛かるけど、想いを持つ事は今この瞬間からできる”と、参加者一人一人の心に呼びかけました。
研修の最後に福嶋法人常務理事より、法人理念を実践する為、「信頼」「法令順守」「人権尊重」「地域連携」「協働」「自らの健康」を大切にしていきましょうと話しがあり、新人オリエンテーションを終了しました。
新職員の皆さん、お疲れ様でした。
今回、学んだことを意識して“常に利用者の立場に立って考え、そして行動する”を実践していきましょう。
そして、共に仲間として頑張っていきましょう。
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