大道中学校生徒さんの職場体験学習
6月15日と16日に、大道中学校2年生3名の生徒さんが授業の一環として、働くことの意義や楽しさ、厳しさを体得すると共に、主体的に進路を選択する態度や能力を高める事を目的として職場体験学習に来られました。
初日は、施設についての説明、施設見学、昼食の準備や後片付け午後より、車いすの取り扱い学習、入居者との対話等体験して頂きました。
車椅子の取り扱い学習では、お互いに車いすに乗ったり押したりしながら、どんなことに注意して介助しなければいけないのか真剣に学んでおられました。
16日は、梅シロップ作り、体操、パズルやパッチワーク作り等のレクリエーション活動への参加や清掃、食事の準備や後片付け、入浴後のヘヤードライヤーかけ等体験して頂きました。中学生とのふれあいを通し、入居者の皆さんの顔にも、自然と笑みがこぼれていました。
【梅シロップ作りに挑戦】
きれいに洗った梅のへたを取りました。
梅と氷砂糖を1対1の割合で交互に瓶に詰めました。
完成
入居者の皆さんは、口々に「早く飲みたいね」
「楽しみじゃね」と話されていました。
反省会では、園長より「ここは、病院のような治療の場ではなく、生活の場。食事、排泄、入浴の3大介護を中心に、入居者の皆さんが安心して過ごして頂けるように、医療と連携しながら介護を提供しています。今回の体験で学んだ、車いすの介助方法や認知症という言葉を覚えておいてください。自分の家のおじいさんやおばあさんを大切にし、近所にいらっしゃるお年寄りにも挨拶をしたり声を掛けてあげてください。」と話をすると、中学生からは「仕事で大変なことは何ですか。」「仕事をしていて、うれしいことは何ですか。」「どうしてこの仕事を選んだのですか。」等の質問がありました。
中学生の皆さん2日間お疲れ様でした。介護の仕事は、如何でしたか。
2日間の体験を通して、いろいろな事を学んで頂けたのではないかと思います。
大道中学校の皆さん、来年もお待ちしております。
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