温泉ホーム防災の日
防府温泉ホームでは、平成14年3月19日に発生した火災を教訓に、毎年この日を「温泉ホーム防災の日」と定めています。
火災予防啓発活動の一環として、毎年講演会等を実施しておりますが、今年は土曜日ということもあり生活相談員が講師として、日常生活でも起こりうる火災の原因や予防について講演をさせていただき、多くの方が参加してくださいました。
令和二年の1年間における防府市内での火災発生件数や原因、救急車の出動件数をクイズ形式で紹介すると、「へえ、市内でも大道地区は火災が多いんだね。田んぼが多いから林野火災が多いのもわかる気がする。」とか「救急車はあんなにも出動しているの!?予想よりもはるかに多かった。」など、様々な声が聞こえてきました。
火災の危険性は、何気ない日常生活の中にも潜んでいます。
例えば…
①電気コードや延長コードを束ねた状態で使用したり、たこ足に過剰にコンセント類を差し込んで使用すると危険です!
②テレビや冷蔵庫など、コンセントをずっと差し込んで使用している電化製品は、ほこりが蓄積して危険です!
③扇風機など長年にわたって使用している電化製品は、まだ使えるからと思っていても危険です!
上記の事例を動画でご紹介すると、「あー怖い。気を付けよう。」などの声があがりました。
そして後半は、もしも火災が発生した場合の避難方法についての注意点をご説明しました。
・避難する時は、タオルやハンカチで鼻と口を覆いましょう!
・貴重品も大切ですが、まずは身の安全が最優先!など・・・。
しかしまずは、『予防』することが大切ですね。
最後は、救急車の適正利用について。
このご時世、新型コロナウイルスの影響もあって救急車の要請は全国的に増えており、ご希望の病院には受け入れてもらえず、搬送先がすぐには決まらない事案も防府市内ですら起きている現状をお話させていただきました。
転倒や急な体調の変化は誰にでも起こり得ます。
しかし、食生活の改善や適度な運動をすることで『予防』することにも繋がります。
本日のキーワードは、火災も救急も『予防』です。
大切な命を守る為に、一緒に予防活動に取り組みましょう!
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