『天下の奇祭・お笑い講　防府温泉ホーム大会開催』
　　　～地元・ホームの方々、皆が笑顔に～

防府温泉ホームのある防府市大道小俣地区に800年以上もの間受け継がれている全国的にも珍しい『笑い講』という神事があります。

そのお笑い講の大会を2月２１日（木）に防府温泉ホームのいきいきふれあいサロンで開催し、小俣地区から18名、温泉ホーム入居者49名の方が参加、見学されました。

大会を開始する前に、お笑い講伝承者の林忠信さん・和西敏美さんによる説明と模範演技をしていただきました。

お笑い講は「ワーハッハッハッハッハ！！」と大きな声で３度笑い合います。１回目は今年の収穫を喜び、２回目は来年の豊作を願い、３回目は今年の悲しみや苦しみを忘れる為であるとされています。今回は大会と言うことで、笑い声の大きさと品位を競うルールで行われました。

大会に参加されたのは、
小俣老人クラブ　2組4名
温泉ホーム　　　2組4名
温泉ホーム職員　2組4名
の代表選手により行いました。

結果は、『温泉ホームの男性入居者ペア』が優勝されました。

温泉ホームの入居者の方からは、「テレビでは観たことはありますが、本物を観たのは初めて！とても楽しかったです。」との声が聞かれました。

参加者の大きな大きな笑い声、見学された方には笑顔あり、会場が『笑い』に包まれて、心も体も温まる一日となりました。

鎌倉時代から地元に伝わる伝統文化に地域の方々と一緒に触れて、共有させていただく機会になりました。これからも地域の方々との繋がりを伝統文化の様に大事にしていき、笑顔が通う地域交流をしていきたいと思います。

今回の大会を主催して下さった小俣老人クラブの皆様、お笑い講伝承者の方々に感謝を致します。