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お知らせ・活動報告
山口地区 山口あかり園 [詳細]
排泄介助についての研修を行いました
 
 
 
この日は、副主任介護職員が講師となり、排泄介助の研修を実施しました。
事前に介護職員にアンケートを実施。
「オムツやパットをきちんと当てられていると思いますか?」
「陰部洗浄はきちんと行えていますか?」
「排泄介助をする際に何を意識して行っていますか?」
「不安に思う事、知りたいことがありますか?」…等。
前半は講義形式で、アンケートの集計結果、注意点等を伝えました。



その間、(事前にウエストがゴムのズボンを履いてくるように伝達)参加職員自身にズボンを片側に回してねじれた状態にしたり、胸辺りまで上げた状態にしたりし、あえて不快な状態で話を聞いてもらいました。
職員からは「ズボンがねじれていて気持ち悪い」「ねじれている方の足が窮屈」「小柄な方はズボンが胸辺りまで上がっていることがある。気を付けたい」等の感想があり、オムツだけでなく衣類も適正な位置があり、きちんと履いてもらうことで気持ちよく過ごすことができると身をもって体験しました。

後半は、定期的に実習生をお受けしている学校よりお借りした人形を使いオムツ交換の実践。


 
 

オムツの当て方、テープの止め方ひとつで、足回り・お腹周りの動かしやすさ、窮屈さが変わる、パットの位置が適切か、でこぼこせずにきれいに当てることができているか確認する方法等を皆で共有しました。
なかなか他職員の交換方法を見る機会がなく、新たな発見や学びの多い時間となりました。

最後に副主任より、「毎回、きちんとオムツを当てよう、きちんと衣類を着用してもらおうと思って対応する事が大切」との話がありました。
特養は重度の方が多く、24時間、365日 オムツを着用している方がたくさんいらっしゃいます。オムツ・衣類をきちんと着用してもらうことで、汚染に繋がらなかったり、不快な思いが軽減されたりと入居者さんの生活の質が向上します。
様々な介護業務に追われ、忙しいことも多いですが、
「常に利用者の立場に立って考え、そして行動する。」 博愛会の理念を今後も大切にしていきます。
今後も定期的に学びの機会を持ち、専門性を高めていきたいと思います。

研修、お疲れ様でした


 
 
投稿日:2023年09月06日